僕は配送業を甘く見ていた。
これが配送業を行うにあたって最近思うことです。
元々塗装工事を行う施工店として事業をしていましたが、その時に「新しく働きたい」と仲間から声がかかっても職人の性質上、最初は技術がないので給与が低くなったり職人は嫌だという子が多くなっていました。
そんなことを打破するために、入社後即戦力として働ける配送業に参入する事に決めました。
実際に参入してみると、建設業同様に『長時間労働・多重下請け構造・難易度の高い事業許可』と様々な事で壁に打ち当たり、僕は配送業を甘く見ていたんだと実感しました。
会社としては、今流行の軽配送や無許可での配送を行えば簡単に参入でき、より儲かりますが、どうせやるならしっかりと許可を取得し、外注を使い回すよりも社会保険の元に全員をしようと心に決めました。
2年以内に必ず配送助手最低月給35万、配送員最低40万、役職者最低50万を達成します。
配送業とは何を運んでいるのか?
単なる荷物か、家電か。
企業は作ったものを、お客様は必要なものを、ひいてはブランドは企業イメージを。
それはすなわち、それぞれの幸せを運んでいるものと考えます。
社会への存在意義として、一配送員と考えずに本当に運んでいるものを自覚して幸せの環を広げていきます。
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